不眠症などの病気を改善しよう|原因を予防して入院ブロック

女性

様々な障害を発症する脱腸

脱腸の症状と原因について

看護師

脱腸は、正式には鼠径ヘルニアと呼ばれる病気で、腹腔内にある小腸の一部が、ももの付け根の筋膜の間から皮膚の下に出てくる状態になる。症状として、下腹部に柔らかい腫れを感じ、時には腹痛や嘔吐をともなう。 脱腸した状態を放置すると、脱腸部分が飛び出たまま元の状態に戻らなくなる。すると、食物が腸の中で詰まり腸閉塞を起こしてしまう。さらに重症化すると、腸の中の血流が滞り、腸の組織が壊れる。こうなると、完治するのに長期間必要になってくる。 脱腸になる原因は、大きく分けて4つある。胎児の状態ですでに脱腸である先天的な場合、加齢による筋力の衰えからなる場合、過度の運動や仕事で腹部の筋肉に負担が続いた場合、便秘や排尿障害など他の病気が起因する場合である。

治療方法と再発予防について

脱腸は、基本的に手術で治療する。手術には、大きく分けてバッシーニ法とメッシュ・プラグ法の2種類がある。バッシーニ法は、従来からある方法で、筋膜を切開し脱腸した部分を腹腔内に戻した後、筋膜を縫合するやり方である。手術後は、腹部の筋肉が突っ張る感じがある。 メッシュ・プラグ法は、筋膜を切開した後縫合はせず、扇形のメッシュで 塞ぐやり方である。入院期間は、バッシーニ法の1週間に比べ2、3日と短く、手術後の突っ張るような違和感もない。最近はこの手術法が主流となっている。 脱腸は、バッシーニ法で手術をした場合約10%の確率で、メッシュ・プラグ法でも1%弱の確率で再発する可能性がある。再発を予防するには、日常生活でできる限り腹部に力を入れない様にする事が大切である。また、脱腸の原因となる便秘や排尿障害にならない様、生活習慣の改善も心掛ける。